子どもとSNS、どこまで介入すればいいの!?
NHKドキュメンタリー - NHKスペシャル「#失踪 若者行方不明3万人」
行方不明の未成年、3万人超え!!
この放送観たんですけど、かなり入り込んで観させてもらいました。
どこか他人事で、他人事ではない不安感が残り…。
ある日突然何の前触れもなく失踪し、行方不明になる…
親としては、夜も寝れず、仕事も手につかない心境なんだろうな、と。
最悪我が子の“死”が脳裏をよぎり、心配で心配で、普通にしていられないんじゃないかと…
三万人の失踪者×両親祖父母、兄弟、友人、親類…
皆が心配して帰りを待つ。
学校がうまくいかない、家庭にも居場所がない、行き場のない若者が、嘘と偽りを隠した優しいベールに包まれた嘘の世界に取り込まれてしまうんだろう…。
本当にアクセスしないといけないのは、そこではない別の場所なのに…。
確かに人間関係が拗れている時は、友だちより家族より、知り合いよりも見も知らずの他人の方が楽だったりもする。
でも、お互い知らないからこそ、容易く信用してはいけない。
SNS犯罪被害の日本での最年少は何と、9歳だというNEWSを目にし、我が子と同年齢ということもあり、他人事の話ではないと考えさせられた。
親の管理、どこまで必要なのか問題
スマホを作り出したのも大人、与えたのも親である大人。
大人でもスマホに支配され、依存している位だから 、子どもなんて、もっと支配され、依存してしまうことは簡単に想像できること。
我が家は習い事の関係上、小学校低学年から携帯を持ち、高学年でスマホを手にした。
それからは、まぁ、スマホの虜。
スマホに癒しと逃げ場を求めている。
一応我が家では、私と息子のスマホでリンクし、使用可能なアプリと使用時間、時間帯をコントロールするアプリを使っているが、母より中学生の方がウワテなため、母が息子を追い掛ける形のいたちごっこが繰り広げられているのが現実。
「親がスマホを買い、支払いもしているうちは、親が管理するのが当たり前」が常套句。
「それしか言えねぇのか」と息子。
でも当たり前だ。
スマホの事件を子どもたちに具体的に伝えて、「便利で怖いもの」でもあることを伝えるようにしている。
でも…液晶の向こうの世界に夢中になり、理解は半分以下に見えるが、地道に続けようとは思っている。自己満かもしれないけど…。
子どものスマホ、見ていいのか問題
これに関しては、良い、悪いと賛否両論。
ちなみに私は与えたんだから、介入したり、チェックして、他者を傷つけてないか、度が過ぎたことをしてないないかを確認する義務があると考えている派。
まだ中学生のうちは、外に向けたcheckと外から向けられているcheckをしなければいけないと、思っている。
他人をいじめてはないか、嫌な思いをさせてはいないか、逆にいじめられてはいないかをある程度把握してあげないと、他人も息子も助けてあげられない。
何か気になる点があると、その日ではなく別の日にさりげなく伝えるようにしている。
時々ママ友に私のスマホ対応を話すと、やりすぎだと非難されてしまうこともあるが、私は他の人を守るためにも息子を守るためにも必要だと思っている。
だから辞めるつもりはない。
親に見られてばつが悪いものは、他人が見ても良い気はしないもの。
いつ見られてもヤバくないスマホの状態にしておけという事でもある。
与えっぱなしで野放しにしてる親は、無責任だと思う。
ネットやSNSで色々な経験をし、誤解や揉め事を経て、便利で楽しいばかりではない事を知り、上手い使い方をマスターできるようになり、自己解決ができるようになるであろう大学生位になったら、私は野放しにする予定。
こっそり見るのは絶対ダメだから、抜き打ちで見せなさいと言って、見せれるようにしておくように声をかけている。
もちろん「はっ?ふざけんな、そんなことさせねぇし。無ー理ー。」とか言っているが、本当に見る気はない。
誰に見られても恥ずかしくない発言、使い方をしろよ
という警告みたいなもの。