反省文書き、虐待死した5歳の女の子


虐待死した5歳児の反省文 フジ・島田彩夏アナが読み上げ涙 - ライブドアニュース

女の子の書いた手紙

女の子は大学ノートに両親に向けた謝罪文を書いていたという。

5歳の女の子が毎朝自分で目覚まし時計を4時にセットして、平仮名の練習をしていたらしい。

本当に立派な女の子だし、何よりもパパとママに認めてもらいたいと切に願っていたんだろう…。

以下がその全文


「ママとパパにいわれなくってもしっかりとじぶんからもっともっときょうよりかあしたはできるようにするから もうおねがい ゆるして ゆるしてください おねがいします

 ほんとうにおなじことはしません ゆるして きのうぜんぜんできてなかったこと これまでまいにちやってきたことをなおす これまでどんだけあほみたいにあそんだか あそぶってあほみたいだから やめるから もうぜったいぜったいやらないからね ぜったいやくそくします」

 

何て良い子なんだろう…

拙い平仮名で、一生懸命に書いたんだろうな…

願いは届かなかった。

 

二人の間の一歳男児だけを可愛がるという、ひどい両親にも関わらず、こんなに健気に頑張ることが出来る女の子に、何てひどい仕打ちをするんだろう…

ただただ胸が痛く、冥福を祈るしかできません。

 

虐待死、もしくは虐待した親の刑期

 

現行の日本の刑法では、長くても10年程で刑期を終え、出てくるらしい。

重症を負わせても、2年で出てくるケースもあるらしい。

「殺意があるかないか」がポイントらしく、ほとんどの場合殺意がないと判断され、こんなにも軽い処罰で済むというわけだ。

 

これが、保護監督責任が無い子どもだった場合、どうなのかは分からないが、保護監督責任の有無なんて関係なく、立派な殺人(未遂)容疑だと思う。

刑期が甘いのも、親の子どもに対する人権の認識が甘くなってしまう一因にもなってるんじゃないか?

 

 

今回の問題も、残念ながら経過を知っていた児相が機能しなかったと言わざる終えない。

児童相談所叩きをしても全く意味がないのも分かっているし、現場の職員は精一杯やっているのも分かる。

現に助けられた子どもが沢山いるのも立派な事実だし。

 

何が必要かって、親に精神的ゆとりがあることが一番なんだろう…

 

経済的にも、文化的にも、気持ちの余裕が持て、併せて家族・親戚関係や人間関係など、親を取り巻く環境のバランスが整っているのが理想だ。