減らない乳児置き去り事件

【衝撃事件の核心】残酷すぎる乳児産み捨て相次ぐ クローズアップされる望まぬ妊娠と孤立出産(1/4ページ) - 産経WEST

この乳児置き去り事件のニュースを聞かない年はない。
詳しい事件件数は分からなかったが、年間数十件の乳児置き去り事件が起こっているのは推測できる。

中には、命の別状なく、成長していくことができるが、大半は発見の遅れや産後の処置などがされず、命を落としてしまっている。

裏に産めない、育てられない事情があるのは明確。

◯産めない、育てられない理由

・養育する経済力がない
・パートナーの不在、不明
・不倫、性暴力による妊娠
・風俗など、職業による妊娠
・18歳未満の未成年

などが挙げられるだろう。

当然中絶も費用がかかるため、特に学生や無職で、パートナーも不在であったりすれば、手術費用を捻出するのも難しいケースもあるという。
中には、妊娠後期になるまで自身の妊娠に気付かず、産む選択しか残されていないというケースもあるという。

性暴力による妊娠は防ぎようがないが、他の妊娠に関しては防げた妊娠では?と思う。
女性自身やパートナーが妊娠を望んでいないなら、避妊対策することができたのでは?
まぁ、そんな事後から言っても仕方がない事だが、まずは正しい性知識を持つことが大事かとは思う。

偉そうな事言っても、しっかり調べたことはなかったが、代表的な避妊方法はピル、アフターピル、コンドーム、避妊手術が挙げられる。
しかし、正直コンドームは女性にとって店頭で買いにくい商品の1つ。
ネットで購入する人が多いでしょうが、家族に知られたくないし、もし、知られたら面倒…というイメージもある。
ピルや手術は医療機関で出してもらう必要がある。
中高生にはハードルが高いだろう…。

でも、万が一ということもあるので、避妊は大切。
結局、中絶手術も出産も女性に負担が掛かるのだから、自分のことは守らないといけない。
私も子ども達が年頃になったら、きちんと話をしようと思う。
男の子を育てる親は、特にきちんと教えないといけないと思う。


◯独りで出産できるの!?

昔はお産婆さんに来てもらい、自宅で出産というのが当たり前だったようだが、今は整った環境下で自宅出産する場合を除いて、殆どが医師や助産師の元で出産するでしょう。



ニュースを耳にする度に、よく独りで産めるな…と思ってしまう。
出血もすごい量だし、胎盤も出てくるし、臍の緒の処理とか。
もしかしたら、おしもが裂けてしまったり…

私は病院でしか産んだことがないから(というか、他の選択肢はなかった)、あの壮絶な出産を独りで…とはとても想像できない。

独りで出産する勇気と力があるのなら、育てられるんじゃ!?とすら思ってしまう。
それくらい凄いことだと思う。


今は100%ではないが、サポートしてくれる態勢もあるし、NPOなども増えてきている。
ネット環境の人が殆どであるだろうから、是非行政や、行政が信用できないもしくは話にならなかったら、NPO法人などに相談するべきだと思う。
1番良いのは、家族や親類や友だちや相談機関に相談出来ることだが、それができなかったから、こういう事件が起こってしまうのだ…。

また、赤ちゃんポストで有名な熊本の慈恵病院では『匿名出産』も可能だという。
ただ、熊本付近の女性や諸費用や通院時間の許す人のみに限定されてしまう。


先日も中国人女性が、出産間もない新生児をタオルでくるんで、ポリ袋に入れ、民家の庭に置き去りにしたニュースがあった。
赤ちゃんは命に別状がなく、医療機関で処置を受けた後、乳児院に預けられるという。

赤ちゃんの遺棄は、無責任な行為に間違いないが、まだ人の目につく庭先に置いたことによって1人の命を助けることができたので、良かったと思う。

育てるまではいかないが、発見して放っとく人はまずいないだろう…。
何とかしないと!!と思うのが普通だと思う。

誰もきっと放っとかない(と、信じたい…)ので、少し勇気を出して誰かに相談できたら…と願わずにはいられない。