中学受験後の ママ友との関わり方
怒濤の受験シーズンも終え、ようやく春を迎える今日この頃🌸
結果に一喜一憂、それぞれの家庭で泣いたり笑ったり、色々な人間ドラマが繰り広げられていたことでしょう。
結果を受け止められない母親
見事志望校に合格した家庭は、歓喜の涙でお祭り騒ぎ、SNSに合格を高々とアップ✨📱
"今日は合格のお祝いで焼き肉✨"、"◯◯、よく頑張ったね✨"などなど。
それはそうでしょう、数年間、緊張感を持ち、塾にも投資して頑張ってきたんだから当然です‼
一方、第2、第3も不合格で偏差値を下げた学校に、不本意ながら通うことになった子ども達と、その親も当然ながらいる。
以前の相談者Aは他の誰よりも1年ほど早く進学塾に通い、準備を重ねてきた。
が、彼女にとっては不本意な偏差値レベルを下げた学校にのみ合格し、我が子が進学することになったのだ。
当時三時間ほど胸の内を聞いた。
<要約>
- 周りの子供達より1年早く塾に通い、準備をしてきたのに、この結果になり、恥ずかしい
- 下に見ていた学校に我が子が通うのが情けない
- 幼児期から受験を意識していたし、お金もかけてきたが、意味がなかった
- 誰にも会いたくないし、進路を聞かれたくない
- 一時期は死にたいと思うほど落ち込んだ
- 下に見ていた子達と同じ学校に行くのを喜べない
- ママ友の子どもの合格を喜べない
という内容だった。
志望校不合格で、不本意な学校へ進学することになった母親の率直な気持ちだろう。
今はすっかり元気になっているが、当時はこの世の終わりとでも言わんばかりの表情だったのが印象に残っている。
こういった母親に向けられる言葉として
「たかが中学受験、これで人生が決まるわけではないよ」
「今までやって来たことは無駄じゃないよ」
「その学校でも立派だよ✨すごいよ✨」
などなど。
まぁ、決して間違いじゃないし、実際その通りだと思う。
でも、失意の底にいるヒトにはこういう言葉はちっとも響かない。
そして、意外と子どもの方が気持ちの切り替えが早く、親の方がズルズル…
ママ友同士の再会
ようやく気持ちも落ち着き始め、中学受験後、久しぶりの再会。
第一志望校に合格した親、第2志望校に合格した親、滑り止めに合格した親それぞれである。
その滑り止めに合格し、失意の底にいる親もいれば、その滑り止めを第一志望にしていた親もいたり、それぞれである。
そんな中で滑り止めに行くことになった親の失言「受かったから良かったけど、本当に残念で喜べないんだよね…。まさか◯◯に行くことになるなんて微塵も考えてなかった…。残念で情けなくて仕方ない…。」「制服も気に入らないし、作りに行っても気が乗らなくて…」
!!!!!!!!!💦💦💦💦
そのトークの中に、その滑り止めを第一志望にし、不合格になってしまった親がいたのだ。
その内情を知る何人かは、コメントの仕様がない。張りつめた空気…。
まぁ、こういう時は受け流すのが1番だが、大抵の場合、相手の心にグサッと一撃入ってしまう…⤵️
中には縁切りを検討するママもいてもおかしくないレベル。
お受験後のママ友同士の再会には、細心の注意が必要!!
あまりにも気を遣いすぎるのもよくないが、やっぱり人の気持ちを察することが大切だと思う。
不自然にフォローしたり、謙遜しすぎるとそれはそれで相手を嫌な気持ちにさせてしまうし…。
受験に限らず、自分の子を褒め称える親が時々いるが、それは本当に気の許せるママ友や旦那や身内にのみにした方が無難。
付き合って数年のママ友にしてしまうと、噂の的になってしまう。
その会に参加するのであれば、相手の合格を褒めたり、自分の気持ちを、前向きに放り出せる(本心は裏腹でも)心の余裕ができてからにした方がいい。
堂々と颯爽とした冷静な大人の自分を演出できるようになってからでいい‼️
でも、あんまり参加しないと"まだ傷がいえてないのかな~"、"やっぱりダメだったから会いにくいのかな…"とか変に捉えられてしまう恐れもあるから、これもタイミングが難しいところ。
気持ちの切り替えかた
受験やスポーツのセレクションなど、合否の線がハッキリしていると、"切られた感"が募る。
でも、ストレートにエリートコースで大学やトップチームに行けたからって、それで成功ではないし、生涯安泰では決してない‼
ダメだったからってそこで腐らず、別の方法で上を目指すことが大事‼
親が一緒に落ち込み、腐っていては経験値の少ない子どものなすすべがない。
どこからでもリスタートできる、強いメンタルが親子ともに必要だろう。
この道だったからこそ、こうなれて良かった✨
あの時ダメだったからこそ、今の自分がいる✨と、思える様にしなければいけない。
"運の見方を変えて、運を味方に‼️"